So-net無料ブログ作成
検索選択

かぜは、ひきはじめのひきはじめ [漢方薬の話]

今日、新聞にクラシエの葛根湯の広告が載っていました。
そこに書かれていたのが「かぜは、“ひきはじめ”よりも前に対処する」でした。
また、「からだがゾクゾクする、鼻やのどがいつもと違う・・・
ちょっとしたからだの違和感・・・それこそがかぜの“ひきはじめのひきはじめ”です」
とも書かれていました。

これは、葛根湯の使い方をよく表していると思います。
今まで葛根湯は「風邪には葛根湯」というキャッチフレーズが独り歩きして、
すべての風邪に効くようなイメージを持たれていました。

mask_kafun_woman.png

しかし、葛根湯は風邪の初期(ひいてから半日くらいのイメージ)、
そして風寒型の風邪(寒気、首筋のこり、薄い鼻水など)に効くのであって、
風邪をひいてから時間が経過して、風熱型の風邪(発熱、喉の痛み、黄色い鼻水など)
には飲んでしまうと悪化してしまう可能性があるのです。
なので、この広告を見て、少しでも葛根湯の正しい使い方が広まればいいなと思いました。

ただし、葛根湯は体力に乏しい方や胃腸の弱い方(虚証)は、
麻黄の生薬が体に障る場合があります。
私(虚証)は、葛根湯を飲むと心拍数が上がる感じがして苦手です…。
そういう虚証の人の風邪のひきはじめは、桂枝湯や参蘇飲などの方が良いです。
これらの漢方は、不足している気を補いながら、邪気を除去する働きがあります。

・・・というように、一口に風邪といっても、時期や体質によって対処が違ってきます。
でも、自分に合う風邪の漢方を知っていたら、こじらせることなく早めに治ることが多いです。



共通テーマ:健康