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自分なりのリラックス方法を [養生法]

中医学では、心と体は密接につながっていると考えます。

例えば、花や音楽を愛でることは憂鬱の解消に役立つと言われています。
特に、音楽は様々な種類があるので、
楽しい気分になりたい時ははっきりとしたリズムのある音楽を、
穏やかな気分になりたい時はのびやかで朗々とした音楽を、
誇り高い気分になりたい時は壮大で厳かな音楽を聴くとよいと言われています。

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音楽だけではなく、演劇、舞踊、絵画、彫刻、書道などの芸術をたしなむことは、
精神を調和させて病気を治療する作用があると言われています。
また、旅行で雄大な景色を見たり風光明媚な場所に行くと、
心は広々として爽やかな気分になり感情も和らぐので、心にも体にも良いと言われています。

とかく春は忙しく、緊張や焦り、不安感を持ちやすい季節でもあるので、
自分なりのリラックス方法を持っていると安心かもしれませんね。



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「温経湯」について [漢方薬の話]

今日は、婦人科の諸症状を治療する重要方剤 温経湯 について見ていきたいと思います。
温経湯は、婦人科と関連する血脈(衝脈と任脈)を温めながら通じさせることから名づけられました。

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温経湯は、血脈の機能が低下して慢性的な冷え症になったり、
血が不足して血行が滞り生理痛や生理不順、不妊症になったり、
血が十分に巡らないために皮膚や唇に栄養が行き渡らず乾燥したり荒れたりする人に著効します。

温経湯は、当帰、芍薬、阿膠、麦門冬といった陰血を補う生薬が配合されているので、
血虚および血瘀の婦人科の病気には適していますが、
水の滞りがある婦人科の症状については温経湯よりも、
当帰芍薬散など利水薬が配合された漢方薬の方が向いていると思います。







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口の端が切れる(口角炎) [中医学]

今日は、口の端が切れる症状 口角炎 について見ていきたいと思います。

中医学では、口角が切れて赤くなったり、ひりひりとただれて痛い時は、
基本的に体内に熱がこもっていると考えます。
特に、胃に熱があることが多く、口角炎の他に、口臭、口渇、歯茎の腫れなどを
伴うこともあります。

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原因は、暴飲暴食、辛いもの、脂っこいものの食べすぎ、お酒の飲みすぎ、
または、精神的なストレスによるところが多いです。
したがって、口角炎を治したいなら、食べすぎをやめ、腹八分目の食事を摂り、
味の濃い食事ではなく野菜中心で薄味の食事をよく噛んで食べることが大事です。

今の季節は、歓送迎会などで外食が増え、味の濃いものを食べ過ぎる傾向があり、
また、新生活が始まり環境の変化からストレスがかかり、口角炎になりやすいです。
食べすぎた次の日は軽めの食事にしたり、ストレスがかかったら休息を意識的に取るなど
胃をいたわる生活を心がけたいですね。


タグ:口角炎

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帯下病について [中医学]

今日は、 帯下病 について見ていきたいと思います。
帯下とは、おりもののことです。
おりものが正常であれば、無色無臭でやや粘りがあり、量は多くありません。
しかし、おりものの量が多くなったり、色がついたり、臭いがきつくなったりして、
全身もしくは局部の症状を伴うことを中医学では「帯下病」として診断します。

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以下に、主な帯下病のタイプを載せておきます。

脾虚

【症状】
・鼻水や唾液のような白いおりものが多く分泌されるが、臭いは少ない。
・むくみやすい
・倦怠感、疲労感
・食欲不振
・下痢、軟便

【治療法】
健脾益気、昇陽除湿

【漢方薬】
補中益気湯、参苓白朮散など


腎虚

【症状】
・水っぽくさらさらとしたおりもので、量が多く、生臭い。
・腰痛
・夜間頻尿
・めまい、耳鳴り

【治療法】
温腎、固渋止帯

【漢方薬】
八味地黄丸、桂枝加竜骨牡蠣湯など


湿熱

【症状】
・黄色っぽかったり赤色っぽかったりする粘りのあるおりもので、臭いがきつい。
・外陰部の掻痒感
・下腹部痛
・口渇、口臭

【治療法】
清熱利湿

【漢方薬】
竜胆瀉肝湯など



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