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活血薬の注意点 [漢方薬の話]

瘀血(おけつ)とは、血の流れが停滞する病態のことを言います。
それによって、疼痛(針で刺したような痛みや固定性の痛み)が生じたり、
血の塊やしこりができたり、顔色が黒ずんだり、皮膚がカサカサになったりします。

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瘀血を治すには、血流を良くして流れの悪くなった状態をスムーズにさせること
(活血化瘀)が大事になってきます。
しかし、元々、血が少なくて血の流れが悪くなって瘀血になってしまった方や
気が不足して血流が悪くなり瘀血になってしまった方は注意しなくてはいけません。
それは、活血化瘀ばかりに力点を置いてしまうと、
ますます体の調子が悪くなってしまう可能性があるからです。
これは私の過去の経験からなのですが、活血薬だけが処方されてそれを飲んでいたら、
ますます生理痛がひどくなり本当に辛い思いをしました。

そういった虚証の方には、活血しながら補血または補気をすることが必要です。
また、実証の方であっても長期にわたって活血の薬を服用すると、
血が少なくなり、月経過少などの症状が起こる可能性もありますので、
注意した方が良いでしょう。