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加齢による疲れ [中医学]

中医学で加齢による疲れは、の働きが弱まることが原因と考えられています。
それは、五臓(肝心脾肺腎)のうち、腎が最も深く老化に関わるからです。

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腎の働きが弱まると、脱毛や白髪になったり、骨がもろくなったり、耳が遠くなったりと、
老化が起こりやすくなり、以前のように身体も動きづらくなります。
その腎をいたわるには、まずは睡眠をきちんととることが大事です。
できれば、夜10時~2時の間は寝ていることが望ましいです。
あと、食事は黒い食材(黒豆、黒ゴマ、ひじき、わかめ、のり、きくらげなど)や
ネバネバする食材(山芋、おくら、納豆など)を取るのが良いです。
運動は、腎は下半身とつながっていますので、スクワットや四股踏みなど、
下半身をよく動かす運動がおすすめです。

脾が弱いと、たるみが起きやすい [中医学]

脾の生理機能に「昇清」があります。
脾は、飲食物を消化吸収する働き(運化)が一番大きいですが、
昇清といって、栄養素を上昇させ引き上げる働きもあります。

したがって、脾の働きが弱いと引き上げることができず、
胃下垂や脱肛、子宮脱などの内臓下垂になることがあります。
それが肌にいくと、たるみになります。
逆に、脾が強いと肌にハリがあり毛穴も締まっています。
お化粧やマッサージなども大事ですが、
脾(胃腸)を健やかに保つことがたるみ防止の近道と言えるかもしれません。

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奔豚気病(ほんとんきびょう)について [中医学]

今日は、中医学の奔豚気病(ほんとんきびょう)について書きたいと思います。

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奔豚気病は、お腹から胸に向かって突き上げてくる激しい動悸のことを言い、
字のように、まるでお腹のあたりを子豚が走り回っているような症状から
名前が付けられました。
現代では、パニック障害やヒステリー、不安神経症などに相当すると言われています。
奔豚気病に効果があると言われている漢方薬が苓桂甘棗湯で、
緊張で神経が高ぶるような方によく用いられます。

内傷頭痛について [中医学]

今日は、前回の頭痛の続きで内傷頭痛について見ていきたいと思います。


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腎虚頭痛
痛みの強くない頭痛。
めまい、耳鳴り、腰痛、足腰がだるい、手足の冷えなどを伴う。
【治方】養陰補腎
【漢方薬】八味地黄丸 杞菊地黄丸


血虚頭痛
痛みの強くない頭痛。
めまいがして頭がふらつく。動悸、精神不安などを伴う。
【治方】養血
【漢方薬】四物湯 人参養栄湯


肝火頭痛
偏頭痛に多い。
めまい、イライラ、怒りっぽい、不眠、胸や脇の張りなどを伴う。
【治方】平肝潜陽
【漢方薬】天麻釣藤飲 竜胆瀉肝湯


痰濁頭痛
しつこくて長引く頭痛。
身体が重だるい、めまい、胸焼け、嘔吐などを伴う。
【治方】化痰降逆
【漢方薬】半夏白朮天麻湯


瘀血頭痛
痛みが固定していて、刺すように痛い。
肩こり、顔のしみ、目のくまなどを伴い、頭部に外傷を受けたことが原因になることも。
【治方】活血化瘀
【漢方薬】通竅活血湯 桂枝茯苓丸


中医学では頭痛は頭だけに着目するのではなく、
身体全体の症状を見て治療法を考えます。
したがって、証が合えば頭痛と一緒に他の症状も良くなることも多いです。

外感頭痛について [中医学]

また先週末に中医学の勉強会に行ってきました。
今回は頭痛の話でした。
それで今日から頭痛について中医学的な視点で書いていきたいと思います。


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中医学で頭痛は外感内傷の2つに分かれます。
外感の頭痛は外邪(特に風邪)を受けて発病し、
急性で痛みが激しく、断続的な痛みが起こりやすいです。
内傷の頭痛は、発病は緩やかで痛みも弱めで、
疲れると激しくなったり時間が経つと良くなったりします。

今日は、外感の頭痛について見ていきたいと思います。


風寒頭痛
痛みが強く、首から後背部にかけて筋肉がこわばったり、関節が痛むことがある。
冷たい風に当たると激しくなる。
【治方】
疏散風寒 
【漢方薬】
川芎茶調散 呉茱萸湯


風熱頭痛
頭が張るような痛みで、酷ければ頭が裂けるように痛む。
発熱、目の充血、口渇、便秘などを伴う。
【治方】
疏風清熱 
【漢方薬】
荊芥連翹湯 銀翹散


風湿頭痛
頭が縛られるような痛み。
体が重だるく、食欲不振、胸焼け、軟便、下痢などを伴う。
【治方】
去風勝湿 
【漢方薬】
藿香正気散


次回は、内傷頭痛について見ていきたいと思います。


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