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舌に割れ目や裂け目がある「裂紋舌」 [四診]

今日は、「裂紋舌」について書いていきたいと思います。

「裂紋舌」は、舌面にあるひび割れのような裂け目や溝のある舌のことをいいます。
今日は、その裂紋舌の主な二つのタイプを見ていきたいと思います。

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1、舌の色が濃くて赤いタイプ

舌の色が濃くて赤い場合は、熱極傷陰といって熱邪が盛んになったため、
体の水分が消耗され、舌に裂紋が出ています。
このような人は、体の熱を冷ましながら、陰を増やしていくことが必要です。
辛いもの、脂っこいもの、揚げ物などはますます陰を傷つけてしまいますので避けて、
スイカや梨、ぶどう、梅、キュウリやトマトなどの旬の果物や野菜から水分を補い、
陰を増やしていきましょう。


2、舌の色が薄くて赤いタイプ

舌の色が薄くて赤い場合は、気血両虚といって気虚により栄養の吸収が弱まり、
血虚により血流も悪く、舌全体が潤すことが出来ず、裂紋が出ています。
このような人は、慢性的に胃腸が弱い傾向にあります。
生もの、冷たいもの、味の濃い食べ物は、胃腸の働きに影響するので、
薄味で温かい食べ物を食べ、胃腸を立て直していきましょう。
また、ダイエット、朝食抜き、偏食はますます気血が不足するので避けて、
間食はなつめ、レーズン、ナッツなどの自然の甘みを楽しみましょう。







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唇の色で体質チェック [四診]

舌を診る「舌診」は割と知られていますが、
中医学では「唇」を診ることも大事にしています。

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正常な唇の色は、ピンク色で適度な潤いがあります。
これは気血が充実していることを表しています。

一方、薄いピンク色は血虚、または気血両虚で、
唇の色が白に近くなるほど、貧血傾向で虚弱体質の人が多いです。

また、口紅を塗ったように赤い色をしている時は、体内に熱がこもっています。
唇だけでなく顔全体が赤い場合は「実熱」、
顔全体ではなく頬のあたりが赤い場合は「虚熱」の可能性が高いです。

唇が青い場合は、「陽虚」や「血瘀」の可能性が高いです。

紫の場合は、寒または熱の病気の可能性があります。
寒の場合は唇に潤いがあり、熱の場合は乾燥している事が多いです。
逆の診断をしないように注意深く観察し、舌診などを併用することが必要です。


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切診とは? [四診]

今日は、四診のなかの「切診」についてです。

「切診」は、脈診と按診の二つがあります。

どちらも、医師の手を使って身体に触れて診察します。
この行為は、薬剤師・登録販売者には認められていないので、
医師がいない漢方薬局ではこの「切診」での診察は行えません。


まず、「脈診」についてですが・・・

脈は、気血・臓腑と密接な関係があります。
ですので、気血や臓腑に異常があれば、脈も影響を受け変化が見られます。
例えば、熱が盛んな時は気血の運行が早くなり、脈も速くなって有力になります。
逆に、寒くて気が滞っていると、脈の運行も遅くなり無力になります。

「脈診」は、脈の拍数・勢い・リズム、脈管の硬さなどから診断します。
臨床経験の豊富な医師では、28種類の病脈を見分けることが出来ます。


次に、「按診」ですが・・・

皮膚、四肢、胸部、腹部などを触診し、
熱を持っているか冷たいか、潤っているか乾燥しているか、張り具合はどうか、
疼痛があるか、緊張はあるかなどの反応を調べ、そこから診断します。


・・・という訳で、4回にわたって「四診」を書いてきました。
西洋医学に慣れていたら、「関係ないところを、そこまで詳しく診察するの?」と、
違和感や驚きを感じる診察法かもしれません。
でも、身体を部品として見ず、一つの有機体として見る「整体観念」が基礎の中医学では、
この「四診」は自然で理にかなった診察方法なのです。


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望診とは? [四診]

今日は、四診のうちの「望診」について書きたいと思います。

全身や目などの局部、分泌物などを観察して、疾病の具合や変化を診断することを
中医学では「望診」と言います。


「望診」の中でも最も重要なのは、患者の生命力と精神状態を見る「望神」です。
特に、それは目(眼光)に表れるので重視します。
神(生命力)が満ちている時は、目が明るくて精彩があり、顔色も良く、表情が自然です。
逆に衰えている場合は、目が暗く、顔色も悪く、表情も淡泊なります。

また、「望診」で忘れてならないのが、「舌診」です。
舌は、臓器の状態が表れると中医学では考えられており、
舌の色や形・苔の状態などから身体の内部の状態を診断します。


ということで、「望診」は顔や舌などをじっくり観察しますので、
診察に行かれる前には、濃い化粧はなるべくせず自然な顔色で、
また舌に色がつく食物(カレーやコーヒーなど)を食べるのは控えるようにしましょう。


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聞診とは? [四診]

今日は、四診のなかの「聞診」についてです。

「聞診」には、音声を聞くと臭いをかぐの二つがあります。

まず、「音声を聞く」とはどんなことかと言いますと・・・

○発声を聞く・・・発声が自然か、音調が伸びやかか、声の大きさや音声の濁りはどうか
○言葉・・・言葉数は多いか少ないか、言葉の速さ、言語がはっきりしているか
○呼吸・・・呼吸の速さ、呼吸音の高さ、呼吸の音声、
○しゃっくり、げっぷ、嘔吐、ため息、くしゃみ、腹部などの音を聞く


次に、「臭いをかぐ」についてですが・・・

○口臭
○汗
○鼻
○身体(身体の臭気、痰涎、大小便、女性の月経・帯下など)
○病室のにおい


といったことです。
例えば、発声が高くて有力な人は体に気が満ちているということが分かります。
逆に、発声が小さくて低くとぎれとぎれに話す人は気が不足していることが分かります。

臭いについは、実際に診察で嗅がれるということはあまり無いですが、
問診票の質問で問われることもあります。
これも大事な診断材料ですから、恥ずかしがらずに正直に書くようにしましょう。


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